
公園で死体が発見される。事故と思われたが事故に偽装した他殺である事が判明。更に被害者が所轄警官による偽調書で、書類送検されていた事が判明する。科捜研はこの他殺事件の真相を知るため捜査を進めるが――。
今回は犯人が最初から分かっているパターンと思わせておいて、最後に捻って殺人自体は別の人が犯人というパターンだったのですが、1時間枠では完全に尺が足りていない感じになっていました。2時間枠か前後編なら、事件の真相と犯罪の連鎖やそれを通した社会的な問題もうまく描けたと思うのですが、1時間枠ではどうも全部の要素が適当になってしまっていました。もう少し尺とかドラマの全体的なテイストに合わせて、脚本を書いて欲しいと思うのですが……。
まぁそれ以外は、いつものようなツッコミ所満載の面白ドラマでした。不自然に絡んでくる所轄警官、不自然な姿勢で死んでる死体、不自然に開いてる穴に気付かないなど、もう挙げるとキリがないといういつもの状態だったので、今回もお笑い目的に見るには文句ない感じでした。


警察の講習で使われた図。
死体動かすと死斑が変わるから動かすなよという事なんですが、そこまで前フリされるとお笑いドラマとしては即偽装工作に使用します。

今回の凶器と思われた石。ですが、あっさりケガしただけと判明。
今回は直接手で絞めた絞殺で、凶器はなし。

こんな大きな穴が開いてても、一切気付かない主人公たち。
話の都合上なのか、土門刑事のみ気付きます。
ちょっと前の話では、ちょっと口角が上がった事に気付くほどの主人公ですが、話の都合が優先されたようです。

今週も足跡鑑定なアナログな手作業。
いつか足跡鑑定で、所長が犯人に引導を渡す回とかも見たいものです。


今週の防犯カメラと、新規登場の防犯カメラ条件検索という謎技術。

タイヤ痕の解析もタブレットで写して、即解析終了という便利な時代に。

米屋の前にあった防犯カメラ。
相変わらず結城テクノロジー製ではない模様。
作った設定は活かせよという意見もありましょうが、ご都合主義万歳な面白ドラマにそれを要求するのは無理ってモノです。

上の防犯カメラの映像。いつものように高画質。

今回のキーアイテムであり、ある意味主役の自転車。


米屋のおじさんの飼い犬。
実は佐伯本部長役の西田健氏の飼い犬。ちゃんとエンディングのキャストクレジットの最後にクレジットされていました。