今回のあらすじ
姉ちゃんが案の定帰って来たので、ローストチキンを二人で作ってイチゴだらけのケーキと共に食べた回。
今回の感想とか
前回のラストでサチが帰って来ないという展開で終わったのですが、さすがに最終話に主人公がいないという展開にはしないだろうと思っていたら、案の定サプライズとか言って帰って来るというド定番の展開に。ただ、サチが帰って来るまでの描写を異様に暗くする事で、帰って来てからの展開がいつもの料理作って食べてといういつもの普通の展開なのに、意味ある展開ぽく見せようとしてる辺りは良い点かと。
今回も画的な演出は話数前半のような、妙に紗がかかった画が多かったりキラキラしてたりと、勘違いしてる若手映画監督が作った邦画みたいになっているのはこの際良いとしても、手持ちカメラ撮影なのかそういう効果なのか手ブレしてるかのように画面が微妙に揺れてるシーンが多かったのはどうかなという気がします。映画みたいに離れた位置から観る映像だと気にならないのですが、TVだと寄りの画が多いし近くで観るのでかなり気になりますというか、観ていて落ち着かない画になっていました。
話的には原作マンガが終わっていないので、はっきり終わりという展開に持っていけないなか、どう落として行くのか気になっていましたが、まぁ妥当な落しどころに落として終わらせたなという感じになっていたと思います。ドラマ性がメインではないので、いつも通りの展開で、一旦終わるけど話はまだ続くよが無難かと。
全体的には、話や画的なテイストが話数ごとに変わったりするのが一長一短な面もありましたが、夜の飯テロドラマとしては楽しく観れたので面白かったし、アレな邦画に出て来る若手の人がメイン所を演っていて「またお前らか」といった面でも楽しめました。といった所で、後は4月に出る円盤の特典などでどれだけ見逃してた部分や舞台裏が見られるのかが楽しみです。
何かジャンプの12週打ち切りマンガみたいですが、今までの流れから最終話のココはこういう文言になるしかないかと。