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今回のあらすじ
 サチの留守を狙って篠田さんがメスぱっくんを画策するも、エリの登場で計画が頓挫したりしながら、3人でTMNTばりのピザタイムを楽しむ回。

今回の感想とか
 サチが渡仏したためいないのですが、話のメインはサチという回。あやり・えりというサチを知る人物の中での、サチの存在の大きさやただ単に寂しいというだけでない喪失感というモノがうまく出ていたと思います。また、あやり・えりを篠田さんが繋ぐキャラとしてちゃんと機能していました。篠田さんはキャラ的にかなりアクの強いキャラなので、ヘタすると話を壊しかねないのですが、その辺の塩梅をほどよく調整しつつ、メインの話を活かす形で役回りを果たせていたかと。

 突然現れたえりと篠田さんとの距離感も、短い尺の中でちゃんと出せていたかと思います。えりがドアキッカー役なので、その辺を短時間でうまく出しやすいとはいえ、最初は知らない人が自分のことを知っている事に戸惑いながらも、それぞれ両キャラの設定を活かしつつ距離感が短くなっていくのを違和感なく描けていたと思います。

とはいえ、きっちり料理作りのほうもいつも通りに描いていたり、百合ゆりしぃシーンでは、画面に紗がかかったりキラキラするという妙なシーンも健在で、定番を見せながらも話はちゃんと進めて、終わりが近い事も感じさせてくれる作りになっていました。

 惹きの引きとして、サチが帰って来ないという今回の終わり方は良い終わり方と思うのですが、次回予告でソレをあっさりネタバレしてしまうのは如何なものかと。まぁそこまでがどうなるかの、展開をお楽しみにという所なんでしょうけど。


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今回はごく一般的な和風な朝食から開始。
1人で食べてるあやりの背中をずっと映す事で、あやりの寂しさを出せていた感じ。
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1人で家にいても寂しいので、篠田さん家(甘味屋)へ。
篠田さん考案のチーズどら焼きを試食する事に。
あと、このドラマなんですが、やたらとモブが演技してたりします。
今回もあやりと篠田さんの席の後ろにいる男が、「甘味うめぇ〜」みたいな演技してて、やたら目に付きます。
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ピザを作るためにピザ生地やら、色々と準備中。
30分尺のドラマなので、あっという間に出来てしまいますが、料理ドラマなので工程をちゃんと見せる必要があるという事で。
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「耳たぶの硬さで……」の台詞以降は、「ここから先は百合以外は出ていってくれないか」というシーンになります。
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時間経過を現すカット。
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マルガリータピザをヒートガンで炙る。
このシーンは以前の話でサチと料理してたシーンのオマージュなのですが、相手が篠田さんだとただのマジキチにしか見えない不思議。
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マルガリータピザ完成。
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マルガリータの解説シーン。
あやりが早口でまくし立てるという、よくある定番シーン。
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次はえりも加わって、創作ピザを作る事に。
まずはチーズと納豆を――、
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挿し色的にオクラを入れてみる。
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3人で作った創作ピザ完成。
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帰るのは年明けかもと言うサチからの連絡が来る。決して大掃除とか面倒くさいので、年明け帰って楽しようという魂胆ではない。