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 なんちゃって声優業界を舞台にしたドラマの第3話。

 30分尺で1話完結的な作りのため、今回も猛スピードで話が展開。3話という事でこの作りにも慣れて来たというか、正しい観かたが分かってきたのか今回はかなり楽しく観れました。

 何か緩い感じの声優業界ドラマだったのですが、何故か今回は軽く毒の様なモノが盛られてました。性格の悪い人が売れてたり、有頂天になってる主人公を鼻で笑ったり、マズそうな夕食を主人公に味見させてから食べたり等……。

 前述のようにスピード展開なのですが、夕食を食べてるシーンに絡めて一人だけ売れている事を描写してたり、主人公の問題の原因を夕食シーンを絡めて描いてたりと、尺が取れないなりにそれを活かして、うまい所魅せようとする努力はしてるようです。

 今回のゲストキャラである音響監督の人は、リアルにはあり得ない感じの設定だったのですが、ドラマ的には良い感じのキャラになっていたり、ゲストキャラの範疇でうまく存在感を出せていたと思います。

 今回の戸松さんは、台詞少なめでしたが、何か目が怖かった。(たぶん、目を丸くするとか、目を見張るとかいう演技指示だったのでは)有頂天になっている主人公の動きや喋りが戸松さん化してたのも面白ポイントかと。

 あとは今回主人公が端役を演じるアフレコシーンで、何か見た事のある方々が3人ほど出ていて、何か笑えました。



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主人公が演じるガヤや端役の収録シーンに出て来る、収録用の絵。
この絵を制作してるスタッフがクレジットされてないので、わざわざ本作用に作っているのか有り物を流用してるのかは不明。
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主人公の同室の人が作った謎料理の夕食。
とりあえずニンジンを小さく切れよという感じ。