lasdun01-004

 みんな大好きライデンフィルム制作のアニメ。(もう1本の「裏世界ナントカ」は、真面目な方のアニメだったので5秒で再生停止してファイル削除)私的にはライデンといえば「安いの」なので、こういうのは非常に良いかと思います。

 舞台が中世なのか近代なのか、その辺まったく考慮せずに雑多に存在してたり、何かどっかで見たことあるようなキャラがいて、「たぶん〇〇を見て素敵だな」と思ったんだろうなとか、キャラ名が薬品ぽいのばかりで「作者の人が面倒臭かったから適当に付けたんだろうな」とか思わざる得ない感じが、良い感じにブレンドされてたりするのも素敵ポイントかと。

 あとは、違法アップ&改変された動画を見ている事を公言するようなセリフを多用したり、今どき「巨人の星の大リーグボール」っぽい画を入れてみたりと、思いついた事は何も考えずに躊躇なく入れていくスタイルも良い点かと思います。(やり過ぎると怒られますが)

 作画のほうはいつものライデンという感じで、それなりのクオリティは維持しつつ最後まで行ってくれると思います。音響のほうは、外の虫の音が入り口ドアを閉めたと思われるタイミングで聞こえなくなったりと、細かい所まで気を使って画的な演出に沿う形で作られていました。

 まだ1話なので何とも言えない所が多いですが、とりあえずは、このまま「安い」感じで最後まで行って欲しいモノです。



lasdun01-001
この世界では、ウサギは「キュッ」と鳴くようです。
この辺は、声優の貫井氏の判断なのか、音響監督の支持なのか、その辺が気になるどうでも良いポイントかと。
lasdun01-002
先程のウサギですが、どうみてもサイズが大きくなってるような……。
まぁこの辺は許容範囲かと。手のひらサイズのミニカーが、最終的に両手で抱えるくらいに巨大化するアニメもあるし。
lasdun01-003
監督名がペンネーム。(スットボケ)
まぁ安いアニメなんで、別にいいかなと。
lasdun01-005
本作一番の面白ポイント、「アサルトリリィ」がスポンサー。
lasdun01-007
「手品先輩」で磨いた四つん這いん作画が本作でも活かされています。
lasdun01-008
「と、いうわけでじゃな―」
背景一枚絵で時間経過と事情説明を終わらせる、オールドスタイルも活用。
lasdun01-010
「瞬間移動」したという村長ですが、原理やら聞く限りでは「空間接続」が適切かと。
深夜に適当に見てるお友達にも、わかり易くという赤尾先生の配慮ある台詞選びという事に。
lasdun01-011
話の都合で突然、路地裏に現れるバッタボーグさん。
lasdun01-012
路地裏にチャージインする、主人公のロイドさん。
lasdun01-013
センチメンタル・アウトロー・ブルースでバッタボーグを瞬殺するロイドさん。
lasdun01-014
おつかいを頼まれ、その際に余ったお金で勝手にプレゼントを買うロイドさん。
色々と常識を知らないという設定とはいえ、何だか腑に落ちない点もありますが、気にしないほうが良いかもしれません。
lasdun01-015
ライダーマンやマオマオを見て「素敵だな」と思ったのではなく、別の何かを見て「素敵だな」と思わしきキャラも多数登場。
lasdun01-016
顔に巻かれたベルトを泣くほど嫌っていたのに、それが取れてもベルトをしてるのは「どんだけベルト好きだよ」というよりは、「さすがはベルト姫」と感心して置くことに。あと、たぶんどっかの包帯を巻いたキャラを見て「素敵だな」と思ったんだろうなぁと。(名前を連呼するシーンもあるし)