あらすじ
チアラットたち干支天使への復讐を誓うシャノワール。その手始めとして、干支天使の強さの秘密を探るべく雑種ネコのミケを護衛に、人間界でOL生活を送ってみる事に。(実写版本編では干支天使はOL設定になっています)セクハラ・パワハラ・社内での勢力争いに巻き込まれながらも、シャノワールはOL生活を送るがそこに思いもよらぬ敵が現れ――。
感想とか
マンガ「干支天使チアラット」の実写版より、敵役だったシャノワールを主役にした外伝作。尺は30分チョイの短編映画となっています。本編同様にクラウドファンディングで資金を集めてその範囲内で制作されてるようで、撮影期間は2日だった模様。
ストーリーは実写版本編同様に、この外伝も設定とかだけ頂いたオリジナルストーリーになっています。原作ストーリー準拠だと色々問題というか、怒られるのが確実なのでコレはこれで正解というか、別に構わない点かと。尺が短い割には複数のエピソードがあり、謎要素での惹きもあり、ボケとツッコミで笑いとテンポを作ってたり、お約束の戦闘もありと、意外とその辺はちゃんと作られていたりします。尺が短い・本編ありきで作られているせいか設定の説明的な部分がないのですが、その辺を気にせずとも話自体は追える作りにもなっています。
まぁ分かる人・好きな人・楽しめる人のみに向けた映画(それ故のクラウドファンディング制作)なので、他人にお勧めという気にはなりませんが、私的には本編のチアラット同様に楽しむ事ができました。あと、いつか原作準拠の内容でアニメ化される事を願ってやみません。(確実に何人かクビが飛んだり、業界からいなくなってしまいますが)
名前欄にはシャノワールと書いてあるのですが、採用担当の専務さんがもの凄い解読能力で「池ノ久ノレ(イケノヒサ ノレ)」と解読したので、以降人間界での名前は「池ノ久ノレ」に。
シャノワールがこぼしたお茶が犯人確定の証拠に。盗んだ資料をデスクに置いておくか?という点は、「話の都合」という事でスルーして下さい。
安い特撮もお約束であり、伝統芸という事で。
