
今回は戦闘機のスピットファイヤー風に外装をデザインし、更にコルベットにゼロヨンで勝てる英国製のクルマを、4週間で作れという依頼。
今週は前回までのベースになるクルマを改造するのではなく、ベースになるクルマ探しから自分たちでして、ほぼイチから作っていく形になって、なかなか面白かったです。
前シリーズのVIP用セキュリティ&ガード専用カーの時に出て来た、メキシコ人のビクターさんも登場にして、いつも以上にメカニック側の暴走が激しくなっていました。前シリーズのボスのように、チェックが細かくないのがその原因かと思われますが、最終的には依頼人が満足して終わってOKというのがパターンなんで、多少モメるシーンとかはあってもこの好き勝手やるパターンで行って欲しい所です。
今回気になったのは、どう見ても廃車同然のクルマを、ボッタクリ価格であっさり購入してる所。いくらメカニックで相場を知らないにしても、いくらなんでも酷いだろうと思いました。まぁ依頼人に儲けの出る価格で売りつけるので、その辺緩くなってるかもしれませんが……。

依頼人所有のスピットファイヤ。英国製のクルマの外観をこれっぽくしろとの事。

で、上の条件を満たしつつ、このコルベットに0-400のドラッグレースに勝てとか。

メキシコの廃車置き場で、このクルマを見つけてベース車にする事に。
廃車同然のポンコツですが、ボッタクリ価格で購入。

今回の作業ポイント。
1・全部バラして、使える部品と使えないスクラップに仕分ける。
2・エンジンパワーに耐えられるように、剛性を補強する。
3・コルベットと同等のスピードとトルクを得るため、エンジンを乗せ換える。
4・外観をスピットファイヤ風にする。(色とか排気管を前面に持ってきたり)

フロアにグラインダーかけてたら火事になった。
「みんな逃げろー」とか言ってる状態ですが、クルマ的にはほぼ廃車なので燃えても大したダメージではなく、ガレージの外で笑ってたりします。

改造をしながら同時進行で、ドラッグレースのトレーニングも開始。

エンジンは何かV6でも行けるというビクターさんの意見に、V8じゃないとヤダとか言ってV8になる。

スーパーチャージャーやら取り付けたり、エンジンカバーに英国国旗をあしらってみる。

戦闘機の外装っぽいリベットを、エアブラシで描いてみる。
職人さんがこだわる人だったために、不眠不休でまる1日かかったけど。

火事があったり、ボスに怒られたりして、出来上がったクルマ。

コルベットとドラッグレースを開始。
どう見てもコルベットがスタート出遅れてますが、番組的にキレイに終わらないので、改造がうまく行って勝った事に。