あらすじ
シャークネードにより壊滅した現代から、息子ギルと共に恐竜の時代へとタイムトラベルしたフィン。フィン同様にギルに救われていたノヴァたちと合流したフィンは、ギルの残したメッセージに従い、シャークネード1号から順に過去に起こったシャークネードを阻止するため、バック・トゥ・ザ・フュチャーの冒険に出る事となる――。
感想とか
シャークネードシリーズ第6作にして最終作。DVDをみるにSyFyチャンネルで放送されたものが収録されていたので、今作はSyFyチャンネル主導で作られたようです。
ストーリーは前作で全てを失った主人公フィンが、過去を変える事で全てを取り戻そうとするも、全ての要因の源は現在にあった事を知り……といった感じになっており、もうサメとか関係無くなっていて、主人公の成長とか家族愛とかの話になっています。
それでも、過去作を観ている側が感じたであろう疑問などは、力業多めなれど今作でほぼ全て回収。フィンのいる所ばかりでシャークネードが発生する理由なども判明するし、制作当時に適当にデッチ上げたであろう設定も、それなりに納得行く形で回収していて好感が持てました。
その他の要素は、超スピーディな展開でエピソード満載、安いCGと過去作や無料素材の大量投入といういつもの通りの内容で全くブレてない&文句の無いデキでした。
兎にも角にも、syfyチャンネルのシリーズものの一区切りである6作続いた事と、ちゃんとした形で終わらせてくれた所は手放しで褒めてあげたい所です。
刃の代わりにチェーンが付いてたり、一瞬でシャークネードが消滅したりする面白聖剣。
ノヴァのご先祖様に会ったり、ベンジャミン・フランクリンを「歴史に残る功績は凧揚げだけだけどな」となじったりも。
