あらすじ　（サブタイ　囚われの身）

　宝石強盗の一団がカフェに籠城する事件が発生。偶然その場に居合わせたゼミルとダナは人質になってしまう。パウルとジェーンは犯人一味の足取りを捜査するうちに、この事件が偶発的な籠城事件ではなく、ブラックウォーター事件に絡む計画的犯行である事を掴み、真犯人に迫る――。

感想とか

　話の規模からいって1時間半〜2時間のSP枠で放送しても良いような内容なのですが、通常通りの45分枠なので話がガンガン進行して行くし、話の規模の割には主に動いているのが主人公たちを含む4人という、いささか残念な感じになっています。

　とはいえ、いつものお約束は守りつつカーアクションあり、ドンパチあり、社会的な事件あり、親子関係あり、最後には大爆破とプロポーズもありと盛りだくさんな内容となっていて、パっと見てあー面白かったという分には十分なデキになっていました。（なお、細かい事やリアリティなどは忘れて下さい）

話の都合で都合よく、犯人と警察の仲介役にされるゼミル。

籠城事件のTV放送を見てたら、何か知ってる人が出て来てビックリの高速警察一同。

事件現場の警察指揮車両。

人質になっているダナから送られて来た、事件現場の情報メール。

話の展開を早くするための都合です。

マスコミは事件解決の邪魔をするモノ、というお約束展開も。

これでゼミルが刑事とバレたうえ、都合よく犯人の中に昔捕まえた人がいたりします。

高速道でPMCとのカーアクション＆ドンパチ。

何か妙に爆発しそうな、タンクを積んだクルマが走っているという事は――、

そう、爆発してクルマが飛びます。

そして、クルマがダメになると、都合よくお約束の替えに良さそうなクルマが、通りがかります。

今回の一番悪い人。本当に悪い人なので、7:3ではありません。

犯人がブラックウォ−ター事件絡みのPMCという、まず日本のドラマでは出て来ない設定なのが良い。

地下駐車場でのPMC一味との銃撃戦。

お約束通り、主人公の弾は全弾命中で即死ですが、PMCの人は何発撃っても当たりません。

追い詰められて手榴弾で自爆する悪人の人。

何か今シリーズですが、やたら最近のゲームと同じ展開が多い気がするのですが……。

最後は籠城事件のビルが派手に大爆発。

普通あの大爆発なら死ぬだろうと思いますが、主人公なので死にません。

最高で最悪のタイミングで、プロポーズ（再婚）をするゼミルで終わり。

今回の話の舞台になったカフェ。ゲームのバスシュミレーターでは、こんな感じになっています。（権利関係の問題が発生するので、100%の再現はされてません）