あらすじ (サブタイ 苦しいほどの愛)
現金輸送車襲撃事件が発生。追跡したものの逃走されたゼミルとパウルは捜査を開始する。捜査の末、犯人の女性が彼氏を救うため犯行に及んだことを突き止めるが、犯行を続ける彼女が組織のニセ札を奪った事で事態は急変する。
感想とか
今回は犯人側がメインの回。切羽詰まって犯罪を行った事で、雪だるま式に悪い方向に事態が転がって行く様を、ドキュメンタリーっぽい演出を交えつつ描いています。あと犯人側2人の純愛と、パウルとジェニーの恋の行方を対照的に描いていますが、まぁこの辺は添え物的なモノ。
各回の監督や脚本で、色々と演出や話の流れメインになる人などを変えて、それぞれ特色を出そうとしてるのか、長いシリーズ作なので飽きさせない対策なのかもしれませんが、毎回構成が変わるのもどうかなと思ったりもします。
あと、今回ルームメイトの人が妄想障害を再発させる件は、完全に蛇足だったとかと。普通に組織の暗殺者の人とカーチェイスして終わりで問題なかったんじゃないかと思うのですが……。(この辺はドイツの作劇手法が分からないので、そういう手法がドイツでは良いのかもしれませんが)
アニメの邪神ちゃんドロップキック的に言うとATMのメデューサ的ポジションの人。
ただし、ATMでお金をおろさずに銀行を襲いますが……。
この段階では、ただの変な人ですが、終盤悪役に。
7:3はどうしても悪役にしたいようです。
邪神ちゃんドロップキックでの邪神ちゃんポジション。
あっちはパチンコ同様に、こっちはギャンブルです。
何でキオスクにそんなモノ売ってるのかは疑問ですが、話の都合という事で。
あと、後ろの行員がカワイイのもポイント。
悪い人はソードオフショットガンをぶっ放して来るのですが、スモークがあるとはいえマズルが派手過ぎでは。
その全てがゲームのヒットマンっぽいのは。何でなんだぜ。
マジキチなんで、一切ためらいがありません。
