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 原作シンエイ動画、制作は外部制作の短尺CGアニメ。(総尺は8分ですが、OP&EDがあるため実質尺は5分)

 スタッフクレジットを見る限りでは、CGアニメーターがいない代わりにモーキャプアクターがクレジットされてるので、全編ほぼモーキャプで制作されている模様。モーキャプ用スーツ(通称もじもじ君スーツ)を着たおじちゃんが、GB+セットの中で女の子っぽい演技をしてると思うと何やら胸アツですが、その辺は考えないようにして緩いギャグを楽しむのが正解と思われます。

 D4DJのリアルタイムDJや本作を見てると、アリスインプロジェクトの「ゲキステ」とか舞台劇をコレで演ったほうが良いのではと思ったりします。(予算とかは度外視すればですが)

 本編の方は1話からこういう方向のこういう話ですというのを、ちゃんと明示・説明したうえで始まっていて、何も考えずに見られる緩い内容となっています。特にストーリー的な繋もない1話完結なので、まさにサッと見て笑って寝て起きたら内容忘れて良いという感じになっています。

 画的にはCGアニメの利点を生かして、実写や通常アニメで作ると面倒な事になるようなカットやアングルでの画や、画の繋があってそれはCGアニメならではと思いましたが、その辺を妙に演出が見せたいというか使いたがっているのか、8分尺のなかでやたらカット切りまくりな感じが否めません。(無駄にカットが変わりすぎ)

 あと気になったのは、ニコ動やらYoutubeにどう見ても関係者・縁者らしい書き込みが多いのはどうかと。声優事務所が制作にクレジットされてるので、その辺の関係者なんだろうけど、アニメの内容は良い感じなのでちゃんとお金かけてプロモすれば普通にウケると思うのですが……。


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短尺アニメなので、キャラ名や性格といった基本設定は字幕。
この辺は話の流れと演出で見せるべきかと。
なお、画像の「しおり」というキャラは、他3人がボケ役なのに1人だけツッコミ役というやや損な役回りに。
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話を回す役の置物。
ドラマ「みゅ〜部」に出てきた、オスカー像みたいなモノですが、本作では置物が喋るのは普通の模様。
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目パチ(通称 薄目フレンズ)対策は取ってないようで、コマ送りで見たり動体視力の良い人は、更に面白く見られる仕様になっています。
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通常では使わないアングルとか、セリフの最中だろうかなんだろうが、特に意味もなくカメラ位置が変わったりします。なお、この辺の演出を先に決めてるのか、後で決めてるのかは不明。
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基本セットは、舞台とかBS12やCSで放送してる昔のホームドラマみたいになっています。
左側にはキッチンダイニング+玄関、右側は今の所不明。あと、個室があるのかも無いのかも不明。
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夢を語るのは恥ずかしい事ではないという事に気づくあいな。そう、ゲームの「ゼルドナーシルト」なんて、「夢を語るコマンド」があるし。
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ラストのこれは、宇宙戦艦ヤマトの「人類滅亡まで、あと○日」というヤツなのか?