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 面白科学捜査ドラマ”科捜研の女”の、シーズン18開始2時間スペシャル。

 相変わらずツッコミ所満載の面白ドラマですが、今回は放送時間枠やら新シリーズの開始告知も兼ねたスペシャル版という事もあって、序盤分かり易いミスリード連発、それを徐々に潰して行って、最後に予想外(まぁ予想通りなんですが)の真犯人が……という構成や、パートごとに話に絡むゲストキャラを最小限にする、あからさまな前フリ多めで視聴者に後の展開を予想し易くするなど、かなりライトよりな作りになっていました。

 そのせいで謎解きイベントという舞台設定が、本筋の話や事件にうまく絡んでいなくて、単なる閉鎖空間を作るための設定になってしまっているのが残念な所。謎解きイベントと実際の事件を、同時進行的に描ければもう少し面白くなりそうな気もするのですが、そうすると話が複雑になって、視聴者に付いて来れない人がいると判断したのかもしれません。(あくまで、木曜からの新シリーズを観てもらうための2時間スペシャル版なので)

 あと気になったのは真相解明パートで、蒲原と真犯人の人の服がはだけていたのは、「何のサービスだよ」とツッコまざる得ないほど不自然だった事です。(真犯人の人とか、脱がしに行ってるとしか)それと、謎解きイベントのほうの真相が、どんなのだったのか描いて欲しかった。

 そんな訳で、普通に楽しめた2時間スペシャル版でした。この調子で木曜からの新シリーズを期待してみようと思います。

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冒頭、謎解きイベントシーンに出てきた予告文。
画面にドォーンと出て来たわりには、本筋とは全く関係ないといういつものヤツ。
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今回の鑑定シーン。バックに音楽流して即終了といういつものヤツ。
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みんな大好き防犯カメラ解析シーンですが――、
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今回はやたらこの「死角になっていて――」という理由で活躍しません。
いつもなら、ありえない場所でも撮っているのですが、これもいつもの話の都合というヤツかと。
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鑑定文書関連も今回もいつも通り手抜き無しです。
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謎解きイベントの最初の問題。
亜美は一瞬で解きますが、いつも勘頼りの見込み捜査上等のマリコには解けません。
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何かネットでレンタルDVDとか、やってそうな名前の熱帯魚。
何でもある科捜研のデータベースに、無かったという稀有な魚。
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思わず「防犯とは……」とか「防犯カメラって何かね?」と言いたくなる、思い切り犯行現場が映ってる防犯カメラ映像。
これを見てる科捜研の面々が「あっ!」という反応をするのも、どうかと思いますが……。
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表向き犯人グループの表向きの狙い。
100kgある塔を分解して、よいしょよいしょと運ぶ犯人さん達が笑えます。
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水道修理に見せかけて、ホテル内に入る科捜研の面々&捜査陣ですが、こういう時は地味に「○○水道工事」のほうが目立たないと思うのですが……。
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中盤に殺害された被害者が利用していたSNS。
亜美がPCを調べた結果これが出て来たという事は、他にも事件には無関係なアレやコレやが出て来たかと思うと、思わず「やめたげて」と言わざるえません。
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この用水路からホテルに侵入というのが分かった時点で、「用水路の出口で捕まるんですね」分かりますという感じなんですが、今まで手の込んだ計画を実行していた犯人が、用水路出口に見張りを用意してない、プランBを用意してないなど逃走計画がずさん過ぎます。
これも、いつもの話の都合というヤツかと。
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亜美に「話はイマイチ」と酷評されていた武藤要の小説。
しかし、今さら武藤要を出して覚えている人が、何人いるのかという気も。
シーズン4まで出てたキャラなんで、15年以上前なんだけど。




番匠谷紗衣
ユニバーサル ミュージック
2018-12-05

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2018-12-05