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今回のあらすじ
 それぞれの想いを打ち明け、本当のチームとなる凛とミサ。そして、神田川杯決勝レースが始まる。

今回の感想とか
 まずはちゃんと決勝レースをやって、それなりの形で終わらせた所は評価したい所。11話までの流れなら、ぶん投げて適当に終わらせても何ら不思議でなかったし、はっきり言ってちゃんと決勝レースやったうえ、優勝して終わりにするなんて微塵も思ってなかったりしました。決勝レースのほうも、ちゃんと各校の公式設定にあるマシン特性や得意な走法を活かした展開になっていて、これが出来るなら普通に全話レースメインで推しても良かったのではと思うくらいでした。(まぁ色々と雑な部分はあったりしますが、普通の人は気にしないかと)

 ただし、今まであれだけエロメインで推しておいて最終話だけマジレースメインというのは、深夜の無規制版を眠いなか楽しんでいたAT-X紳士の皆さん的には、かなり不満の残る最終話だったのではないかと思われます。せめて、最後にみんなで風呂に行くとかがあれば良かったのかもしれません。その場合レースシーンが短縮される事になり、レース面が適当になってしまいますが……。(まぁこの辺は両雄並び立たずと言った所かと)

 話的には色々と未消化・未回収な部分が多いし雑な面が多いのも否めませんが、その辺はエロメインの深夜のクソアニメなので、勝手に補完する事にしておきました。

 画的にはいつもの複数作監・複数絵コンテなのはもとより、演出・絵コンテ・作監・原画を兼任してたり(朝岡氏に至っては、歌舞伎町シャーロックもやっているのでかなりのハードワークかと)という綱渡り制作体制でした。それでも最終話という事で、頑張っていたと思います。急に回想になったりレース前になったり、ダイナミックコードばりに急に特に意味の無い鳥の画が挿入と、アレな部分もあるにはあるのですが、まぁそこは最終話という事でお許しくださいというレベルかと。

 さて最後に毎度お馴染みの規制ですが、今回はお風呂が無かったのでスモークでの規制は皆無でしたが、その代わりにやたらピカピカ光っていました。もう何が悪いのか分からないほどに、とりあえず股間が映るとピカピカ光っていて真面目なシーンも笑いになってしまうほどでした。


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雑な男モブからの――、
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気合いの入った女モブへ。
この差は何なんだ?
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コチラが自分の家が分家とはいえ、娘に「文ケ」という名前を付ける生徒会長の父親です。
何かお金持ちそうな格好をしてますが、娘である生徒会長を区立校に入れてるので格好だけなのかもしれません。
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規制版
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無規制版
何で規制が入っているのか皆目不明。
他にも今回は謎規制シーンが多めです。
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決勝レース会場前。
副会長と書記の人はすぐ分かりますが、にゅうにゅう焼きの店員は1話で凛のバッグをパクった男だったり――、
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ヘルズパフェを出してるのは、アイドルカフェにいた「ジャージャー」の人かと。
その前にいるのはジェニファーの叔母さん。
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「陰陽弾を食らいやがれ」という感じで、他のチームがアサルトライフルやバズーカをぶっ放す中、孤軍ハンドガン2丁というやたら不利な銃で戦うヘルズキッチン。
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中央のヘルズキッチンは手描きですが、両側の雲海サーファーズとMKHUはCG。
今回はこういう部分的にCGというシーンが多かった。
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最終話にしてやっとレースしてるシーンがあるMKHU。(まぁあっさりリタイアするけど)
搭乗マシンのスイバーは、単機推進の旋回性能重視タイプ。
シュータのゆずが持つ銃はショットガン。
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真面目に白熱したレースシーンに、突然差し込まれる謎の光が笑いにしかなりません。
無規制版見ても特にマズいモノは映ってないのですが……。
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syoco先輩の解説に反応するマスコット。
たぶん、マスコットの中の人もCSプロ学園の生徒なのでジェットレースガチ勢かと。
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何か知らんけど、レース中に笑ろてるでコイツら。
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レース後、「我が人生に一片の悔いなし」という雲海サーファーズの二人。
それ死ぬ前に言う台詞だから。
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上のアホ二人に飽きれるヘルズキッチンの二人。
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たぶん、同一性能のマシンで勝負したらこの2人が一番速いんだろうけど、まぁ遊びと賞金稼ぎでレースしてる二人だしねぇ。
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「やっぱり、いいね、ジェットレース」というミサ。
ここは例のポーズで「ジェットレースって、楽しいよね」が正解かと。
結局ミサ側のストーリーは、ミサがジェットレースは楽しいと思うまでの話だったようです。
あと男キャラ状態のミサでしたが、この先は完全に男キャラになります。
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ミサのお姉ちゃ〜ん。(今回台詞無し)
一体どういう役回りにするつもりで、ドレスのコーチ役にしたのかは不明のまま終了。
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ダイナミックコードフォロワーなのか、ダイナミックバード的な意味の無い鳥のカットが、随所に挿入される。
♪空を飛べても、この波を行く〜 とバックに流れる中、空を飛ぶ鳥の画を入れる謎演出。
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そして、ラストはタイトルロゴがバーンと出て終わり。
尺稼ぎとかOPの使いまわしではなく、「終わり」という演出……、では?