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 netflixオリジナルアニメ。グラフィックノベルのアニメ化作。

あらすじ
 巨人トロールの襲来を恐れ、壁を築いて作られた人間の街トロールバーグに、壁の外で育ったヒルダが引っ越して来る事に。街のルールに戸惑うヒルダだったが、冒険好きのヒルダは街で友達になったフリーダとデイビットと一緒に、街で起こる不思議な出来事に巻き込まれて行く――。

感想とか
 キャラ画を見ると子供向けのように見えますが、netflixのカテゴリでは一般アニメ枠でキッズ向けにカテゴライズされていません。扱っているテーマも多様性とか寛容性だったり、人間の定めたルールや常識が、必ずしも正しいとは限らないという事だったりと、やや難しい問題を扱っているからかと思います。

 作画に関しては、安定した作画でデキも良く、原作者がアニメのストーリーボードも描いている人(本作の製作には関与してません)なので、原作のグラフィックノベルの絵をそのままアニメ化してる箇所もあり、かなり原作再現度は高いと思いました。

 話のほうは、基本1話完結で基本設定さえ知っていれば、途中から観ても楽しめる作りになっています。1・2話は前フリ的な話で3話からが本題なのですが、通して観た後だと1・2話が単なる前フリにはなっていないという事が分かります。各話のゲストキャラや出番少な目のキャラも、かなりキャラが立っているし話への絡ませ方もうまく行っています。

 頭がいっぱいあるサメ映画の後とか、赤いレインコート着た怖そうなお姉ちゃん達がショットガンやらライフルをぶっ放す映画とか、放送が1週休んだりする面白作画アニメを観た後の口直しには最適なアニメかと思われますので、そういうのが好きな人でもキャラ画で子供向けとか判断せずに、試しに観てみると良いかもしれません。


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ヒルダ (本作の主人公)
壁の外の自然で育った自由人な女の子。
人の住む街で友達作るより、自然の中で人外な友達を作りたい望んでいたのをマミーがヤバいと判断して、家が踏みつぶされたのも手伝って街に行く事に。
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ツィッグ (本作のペット枠)
壁の外にいた頃のヒルダの唯一の友人であったが、街で友達ができた辺りから、徐々にペットに降格。
気弱な面を多く見せるも、実は戦闘能力が高めという謎な面も。
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ウッドマン (本作のスナフキン枠)
壁の外に住んでいた頃の知り合い。勝手に家に上がり込んで寛ぐ自由人。
ヒルダのマミーには、やや嫌われ気味。
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アルファ (本作のエルフ枠)
壁の外に住んでいた頃からの、見知らぬご近所さん。
本作のエルフの世界は、異常なまでの契約社会で契約してないと姿も見えないほど。
ヒルダが街に引っ越す際に、人間社会を見聞するため付いて来た。
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ヒルダのママ (本作のスーパー主婦枠)
グラフィックデザイナーで、スパロウスカウトのメダル最多保持者。
一時期仕事がなくなり、近所のホームセンターでバイトしてたが普通以上に有能店員だった。
 ヒルダが学校を退学処分になりそうになった時に、単身学校にカチコミかけるなどただ者ではないかと。
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フリーダ(右)とデイビット(左) (本作の友人枠)
フリーダは上昇志向の強い有能と思われていたものの、単なる思い込み有能で実は普通の人だったというオチが。後半ヒルダとケンカしたり仲直りしたり。
デイビットは歌が得意以外はどうにもならないのび太枠と見せかけて、後半冒険を通じてナイスガイになるという劇場版みたいなキャラに。
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大カラス(雷鳥)
本人は「ただの鳥」と言っているが、どう見てもただの鳥ではない。
人間に勝手に神扱いされて困りながらも、人間が不安がるので毎年街にやって来るという気配りの出来る普通の鳥。
何気に1話からずっと背景とかに飛んでたりします。
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人間が勝手に行っている、神である大カラスを祭るバードパレード。
何かバーコードの付いたハゲ暗殺者が、出没しそうな祭りになっています。
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マーラ (本作のゲスト敵枠)
街に入り込んでいる、人に悪夢を見せる悪い精霊グループの1人。
意外と顔が広かったり、小悪党だったりと悪役なのに憎めない所も。
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司書のお姉さん (本作の謎キャラ)
時折出て来て、ヒルダたちに何も聞かれなくてもヒントをくれる、話を回すためのご都合キャラ。どうもこの人も人間ではなく、魔女とかそんな者っぽい。
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この世界のシラミである所のシニャミ。
髪の中とか動物の毛の中に、小さな子猫が入っていて痒くなります。