あらすじ
 人間とパペットが共存する世界。元警官の探偵フィル・フィリップは、ミス・ホワイトの依頼を受け脅迫事件を捜査中だったが、警察からの要請により警官時代の元相棒で、今は仲違いの絶えないエドワード刑事と協力して、殺人事件を捜査する事になる。
 捜査の末この殺人事件が過去に放送されたTV番組「ハッピータイム」の出演者を狙った連続殺人である事を突き止めた二人だったが、事件は全く関係無い点が一つに繋がり、意外な真相を見せる事になる――。


 何か定期的に米国で作られる、人形を使った下品で過激な映画。米国では公開差し止め訴訟を起こされたり、公開したらしたで評判が悪いようですが、元からこの手の映画は好きな人だけが観る映画なので、その辺は特に問題にする必要は無いかと。なお、今回は英語版(ブルーレイ)を観ての感想なので、日本語版(劇場公開はされてますが、ソフト化はまだ)とは多少違う部分があるかもしれません。

 ストーリーは――、
 普通に探偵モノの作りになっています。話の進行は主人公であるフィルの独白形式で進み、事件そのものもフィルの過去に関連したモノとなっており、人間の相棒云々の要素もバディものという要素は薄く、単にフィルを構成する一要素として加味されている程度になっています。なので、人形が主人公の探偵モノとして観た方が正解かと思われます。

 日本ではコメディとして売っていたようですが、あまりコメディ要素はなかったりします。それより強いのは人種(人間と人形による)差別的な要素で本来人形だけでも十分成り立つ話に、人間を絡ませているのは、この要素を盛り込むためかと思われます。ただ、この要素が話の中で活かされているかというと、あまり活かされているようには思えませんでした。世界観をリアルに見せるくらいにはなっていましたが、メインの話である殺人事件が人形同士で行われているので、メインの話に絡み難くなっているのがその要因かと思います。

 CG・VFXなど――、
 基本は人形劇なので動きが不自然なのはしょうがないとして、風景と人形との合成も違和感なく作られていて、特に気になるような事はありませんでした。制作スタジオがこの点では実績も歴史もある所なので、この辺の見せ方や技術は心得ている感じです。

 全体的に――、
 米国のレーティングでR指定で作られているので、台詞やら描写に下品だったり過激な面が多かったりするので、前述のようにこういのが好きな人分かる人のみが観る映画です。私的にはこの程度は許容範囲なうえ、探偵モノなどのミステリは好きなので充分楽しめました。


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主人公 フィル・フィリップ。
元警官で一般市民を誤射した事で辞職、今はダウンタウンで探偵業を営む。
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ミス・ホワイト
アレな写真をネタに脅迫され中。
もちろん、この手の探偵モノにありがちな、あれやこれやをフィルとするシーンも。
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フィルの警官時代の相棒で現在のケンカ相手 エドワード刑事。
パペット用のヤクを吸ってハイになったり、撃たれたりとロクな目に会いませんが、白人なのでしょうがありません。
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エドワード刑事の上司である警部。
フィルの良き理解者で、フィルに捜査協力を要請。エドワードとの関係を修復して欲しいと願っている。
黒人なので良い人です。(色々とうるさいので)
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フィルの秘書 バブルズ。
元泥棒でフィルに助けられた後、現在は秘書。
白人なので元犯罪者です。
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FBIのエージェント・キャンベル。
FBIで白人という二翻乗っているので、アホです。
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綿で散らかった部屋ではなく、被害者の臓物が飛散した凄惨な事件現場。(だと思って観て下さい)
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もう、ブッカケとかいうレベルじゃねぇぞ。
と、こういうシーンももちろんあります。
上が映画のシーン。下がメイキングシーン。
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ポールダンサーに群がる変態ウサギの皆さん。
基本この映画に出て来るウサギは、ウサギなので変態です。
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小型ジェットのエンジンに吸い込まれそうになるフィル。
手の当たりが少し不自然ですが、まぁうまく行っている合成かと。
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エンディングはメイキング。