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 ネットフリックスオリジナルのフルCGアニメシリーズ。現在シーズン3まで配信中。

 人気玩具バービーを原作に、米国の観光地マリブに住む少女(と書いて、超人と読む)バービー・ロバーツの家族や友人たちとの生活と共に成長を描いたアニメ。
 タイトルに「ドリームハウス・アドベンチャー」とありますが、AI制御のドリームハウスに住んでるという設定だけで、別にそこで冒険が発生したりアニメ「トンデラハウス」みたいに家が飛んで冒険したりとかは、全くありません。家絡みの話は1シーズンに1話はあるだけだったりします。

 原作にあたるモノが人形だから、技術的にも予算的にも難のあるCGでの制作に意味があるようです。元が人形なので動きがぎこちなくても、表情が多少乏しくとも見ていられるというか許されるというか、そういう意味ではCGでの制作は正解かと言えます。

 話的には、バービーがネット上にアップしたビデオダイアリーを観るという形式になっており、この辺はネットフリックスオリジナルというのを考慮してこうしているのでしょうが、その時のバービーの気持ちなどが分かり易くなっていてうまく機能しているかと。何でもかんでも、バービーの都合良く進む展開も元の人形の設定から「なんでも、出来る」という設定なので、そんなに気にならないかと思われます。

 ただ米国のアニメなので、多少日本人の価値観だけで見ると「う〜ん、そうかなぁ」という箇所は少なからずあったりしますが、その辺はまぁ「そういう考えの人もいる」という事で納得するか、スルーしておくのが得策かと。(ネトフリには、別のバービーのCGアニメもあるのですが、そっちの人としてどうかしてるモノと比べれば、余裕で同意できる内容になっています)

 大人的にはシリーズごとに増して行くバービーの超人具合とか、日本のアニメとは違った話の展開を楽しむのが面白ポイントかと思われます。


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本作の主人公 超人バービー。
超人なので知力・体力・時の運の3拍子揃った完全体。たった一つの弱点は完全過ぎる為、人に頼みごとが出来ず、全て抱えてしまう事。

日本語吹替えは、みんな大好き 小清水亜美 先生。
そのせいなのか、日本版だけ声が多少面倒くさそうな人に感じますが、それがうまく行っていてナイスキャストに。
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スキッパー(左) 
姉が超人なためコンプレックスからなのか、すっかり捻くれた性格になってしまってましたが、シーズンが進むごとに徐々に自分に自信が持てるようになって、世話好きな良い子に。
ステイシー(中) 
ごく普通なスポーツ好きな女の子。ビックリするくらい普通。
チェルシー (右)
もっともバービーに近い能力を持つ。
子供ならではのメルヘンチックな空想話を、バービーたちによくするのだが、実は全部本当の話という恐ろしい子。
たまにパパに対して「ドキュメンタリーの対象への関心が、熱しやすくて冷めやすいのが欠点だ」などと、およそ子供とは思えない辛らつな批評を述べたりする。
また、犬の識字学校を作ろうと画策するも、色んな人から無理だと諭され毎回諦めようとするものの、何故か毎回姉であるバービーが諦めさせないように熱い修造エールで復活させようとする。
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ママ
工学博士であり技術者でもあるバービーのママ。ドリームハウスのメインフレームの設計とプログラミングも担当。
およそ研究には向かない観光地であるマリブにある謎研究施設で、何かを研究している。
なお、バービーの知力面はママからの遺伝。
パパ
ドキュメンタリー作家。
基本家での発言権は薄いものの、思い付きで家族を巻き込んだイベントを発生させたりする。なお、バービーの超人レベルの運動能力は、パパから伝授されたもの。
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ケン
バービーの忠実な下僕。
「私が呼んだ瞬間には既にそこにいろ」の原則通り、命令されなくてもバービーの家でイベントが発生した時にはカメラマンなどの雑用をしたり、バービーの危機には何故か都合良く必要なモノを持って通りかかる。
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本作の敵役 リアドン家の3人。
超人バービーに敵対する愚かな家族。
最初のシーズンではバービーもマジギレで怒っていたが、シーズンが進むにつれて憐みの目で見るようになる。
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バービーカー その1
遠出や友達や家族で出かける時は、このクルマで移動。
話によって大きさが変わります。
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バービーカー その2
街乗りや買い物などには、このオープンカーで。
ダイナミックコードではないので、雨の中では乗りません。
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超人バービーの超人っぷり その1
「その辺の部品を使って――」何を作ったかというと、ボイスコマンド対応の自動掃除ロボ。
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超人バービーの超人っぷり その2
ヘリに一度乗っただけで、ヘリの操縦をマスター。
ケンを吊るして、渓谷に取り残された子供の救助に。
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超人バービーの超人っぷり その3
片手で卵x3をお手玉しながら、ケーキを作る。
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超人バービーの超人っぷり その4
自作の遠隔操作ロボットを使って、ケーキを作るバービー。
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八百長TV番組に出て、ブチキレたバービー。
客席にいるケンとバービー一家の会話が凄い。
ケン「あの顔を僕は知ってるよ」
ママ「対戦相手が困った顔になる番が来たようね」
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番組の最後には、その話でのまとめ(教訓など)を、バービーがするのですが、たまに「それはお前は超人だから、それで良いだろうけど、普通の人はそうは行かないだろう」とツッコまざる得ない回も。(その辺はあくまでバービーの私的なビデオダイアリーっていう事で、うまく回避しているようです)