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 原作マンガ有りのファンタジー系アニメ。

 放送・配信前の公式サイトなどからの前情報では、私的には好きなジャンルのアニメで観たいと思わせてくれるアニメですが、好きな人は好きだけどという感じで広範囲に受けそうにないなと思いました。(放送局数少ないし、配信も定額はamaプラのみだし)

 私的に好きなポイントは、人間が最上位ではない世界、ヘタすると食われる世界、仕事が労働や苦役でなく生きるための生業として描写されてたり、良い人もいれば詐欺師や泥棒といった悪い人の存在もいたり、そういう人たちが住む場所も存在してたりと、良いとこ取りのよう設定になってない事だったりします。


 逆にどうかなと思った点は、まず劇中の書き文字が日本語なのに、場面展開などのキャプションやスタッフクレジットが英語だったり、OPのスタッフクレジットでは造語っぽいモノが日本語に変化したりと、この辺の統一感のなさが気になりました。何がしか事情とかあるなら致し方ないなと思うのですが、特にその辺が思い付きません。

 次に世界観やら設定の詰めが甘いです。EDに設定を補完するようなテキストが流れたりして、設定に拘ってるように一見思えるのですが、言語体系が日本語だったり英語だったりと曖昧だし、技術系統もアレがあるのにコレがないとかがあって、色々と矛盾を感じざる得ない設定になっています。(その他にも泳げないハクメイが釣り好きだったりと、色々と穴があったりします)雰囲気ファンタジーなら、その辺は適当に描写していれば、そういう事でストーリーに集中できるのですが、中途半端に拘っているせいで気になってしまいます。

 またOPが大失敗してたりします。なぜコレで行こうと判断したのか、というくらい失敗してたりします。最初の話数では画面フラッシュが強すぎて観てるのも辛いくらいでした。(後半話数で修正)たぶん製作が間に合わなかったので適当に作ったのでしょうが、もう少し考えろよというか、最悪本編切り貼りをうまく編集するとかいくらでも手はあったと思うのですが……。

 最後に良く分からなかった点を一つ、ハクメイが女設定というのが分かりませんでした。役回り的には男だし、世界観を広げるにしても男設定にしておいた方が、事象に関する視点や対応を男と女の両方で描けるので、良い点はあっても悪い点は無いと思うのですが……。原作マンガではこの辺の理があるのかどうかは知りませんが、アニメではその辺が全く描写されておらず、何故こうしたのか全く不明です。

 
 という訳で、前述のように人を選ぶ内容などで、色々と不満点を多く書いてしまいましたが、私的には作画も全話安定しており、話の内容によって尺を調整してうまい構成をしてたりと、私的には全話楽しく観る事が出来ました。



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主人公 その1 ハクメイ。
流れ者だったが、ミコチと暮らす事に。
街では大規模修繕工事から刃物研ぎまで請け負う、よろず修理人で生計を立てる。
大工組合 石貫会所属
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ハクメイ仕事モード。
他人が見ると、何か不機嫌になるような事があったのか勘違いするほど、集中する事も。
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主人公 その2 ミコチ。
街の商店に森で取れる食物などの加工食品や、小物を卸して生計を立てる。
料理が上手く味にも五月蠅いので、市場の屋台では人気者。
応募してないのに収穫祭の歌姫に選ばれたりするほど歌が上手い。
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触っただけで何の布か分かる布マニアのミコチ。
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本作いちの衝撃シーン。 自宅爆破の瞬間。
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近場の温泉が入れなくなったので、自作露天風呂で寛ぐ二人。問題に対して自分の出来る事で対応する二人という流れが、本作の良い所の一つと言えると思います。
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ラストシーンは、夜月を見ながら酒を飲む二人。
飲酒とタバコが無ければ放送局とか定額配信元を増やせたと思うのですが、ある種「酒と料理と女と女」という部分もあっての本作なので、そこはしょうがない所かも。
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コンジュ。流浪の歌姫。
バーの歌手として生計を立てる。
料理は苦手なれど、小物の梱包や石鹸作りは得意。
流れ者のため街のヤバイ人達が住む区域で生活している。
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寝る時は全裸派のコンジュ。
隣の部屋の人のベッドでも、躊躇いなく全裸で寝る。
まぁ普段も半裸みたいな服で生活してるし。
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夜のバーで歌うコンジュ。
普段の派手な服装とは違って、服装も言動もかなり大人っぽい。
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生命科学の学者 セン。
かつて生きていた者の骨を、謎技術で動かす術を持つ。
骨を使って工事などよろず引き受け、生計を立てたり研究費を捻出してたりする模様。
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ミコチに作って貰った服で、月明かりの窓辺に立つセン。
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イワシダニ親方。(ハクメイは普段「イワシ」と呼ぶ)
ハクメイが大工仕事を請け負った際の親方。(というか相棒、というかやっぱり親方)
仕事以外ではハクメイと行動していなかったが、二人に誘われて街に行く事になる。
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流浪の写真家 ミミ。(17話のゲストキャラ)
コンジュと同じ紋章入りの帽子を、被っているので同郷かと――、
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思ったら、昔撮った写真にどう見てもコンジュにしか見えない子供が。
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ナイツスネイルズ ブランドできめたハクメイとミコチ――、
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と、イワシダニ親方。
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マキナタの街。(大都市というわけではなく、近場では大きい程度の街)
継足しを重ねて出来た街なので、旧市街的なヤバい人の住む層があったりも。
中央に見えるテントは、祭りなどで歌う歌姫のテント。
収穫祭の際にミコチとコンジュの歌に反応して、付喪神となり後日建て替えられる事に。
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EDでは毎回 ストーリーや設定を補完するテキストが、キャストクレジットと同時に流れるのですが、正直どっちか一つにしてくれないかと思ってました。(しかも、縦書きと横書きが混在して画面がうるさくなってるし)