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 海岸に焼け焦げた魚が打ち上げられるのに端を発し、奇妙な出来事が起こり始める。ライフセーバーのトロイとジーナは、この元凶が被ばくしたサメである事を突き止めるが、事実は当局により隠蔽されてしまう。2人は独自にサメ退治に乗り出す――。

 米製モンスターパニック映画。

 原題が上の画像にもあるようにアトミックシャークという何の捻りもない直球なタイトルなため、邦題は惹き要素を加味した某ヒット映画に便乗する気満々なタイトルになっています。

 複数の途中とん挫した映画の予算・スタッフを集めて、1本映画をでっち上げたとかで、前半は真面目な感じに進みますが後半はギャグ寄りになって来ます。設定関連もかなり適当に作られたりします。

 そんな訳で、話や設定はいつものアレな感じの映画だったりするのですが、何故か画に関してはこの手のアレな映画とは一線を画す形で結構ちゃんとした画になっている部分が多々あります。流行りのドローン撮影なども取り入れても、無駄にそういうモノを取り入れるのではなく、効果的にそういうモノを取り入れたりもしています。なので、意外と1時間半観ていて苦になりません。

 それと吹替えでは、邦題の元ネタになっているあの映画の台詞を元にした台詞に書き換えられてたり、声優のアドリブが地味に取り入れられたりしていて、コメディ映画として観る向きにはプラスになっていたりします。この手の映画らしく元の俳優の演技がアレだったりするので、その辺も含めて吹替えのほうが面白く観られるかと思います。

 モンスターパニックとかサメ映画としては、面白さや怖さに欠ける部分が多くそういう映画としてはちょっと弱い映画ですが、便乗狙いのネタ邦題映画としては、画のほうはちゃんとしてるので、まぁ観られる映画にはなっているとは思います。(設定やら話の筋道を気にしないなら)



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主人公。前半は主人公らしくカッコ良かったりするのですが、話が進むにつれ、お笑い担当のドジな役立たずに。
足を怪我して泳げないという設定なのですが、途中から泳ぐし走るしで設定ガン無視します。
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本作の真の主役ともいえるドローン。
この小型ドローンから大きいのまで色々出てきます。
オマケに上空からの撮影にも使われてる模様。
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本作のヒロインですが、実質サメを倒すのはこの人だったりします。
大学で環境関連の勉強をしていて、何故かライフセーバーのバイト中。
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主人公&ヒロインの同僚の人。
バイトはそっちのけでインスタの女王を目指し中。
もちろんサメに殺されます。
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こういう上からのショットや、パラセーリングをしてる人を空中から撮っているシーンはドローン撮影の模様。
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被ばくサメによって被ばくした魚を食ったりすると発火したり、爆発したりする謎設定。特にその辺の理由づけはなく、この世界では当たり前の事象のようです。
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ネットにドローンで盗撮した動画を、投稿して儲けている盗撮マニアさん。
ドローンを貸す人から、一緒にサメと戦う人になりますが、もちろん死にます。
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タイトル上の主役である、被ばくサメ。
ただし、一匹ではなく複数匹いたりしますが、本作では尺の都合で1匹倒した時点で、残りの事は忘れて終わります。
あと、上の画像では爆発すると字幕が出ていますが、爆発せずに海岸にあったオモチャとかが燃えてるショットのあと、急にいなくなります。
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船に積んであったタンクを、サメの口に投げろという環境団体の人。
もちろん、この後すぐに「ジョーズかよ!」とツッコむお約束は忘れてはいません。
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恋人が殺されてブチ切れた環境団体の人が、ヒロイン諸共爆死しようとするシーンですが、ライターに火が付く度にヒロインが息を吹きかけて火を消すというお笑いシーンに。
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まぁ最後はサメが爆発して終わるわけですが、何故かタイムボカンの爆発みたいな画だったり、普通なら主人公・ヒロインのキスで終わる所を阻止していたりします。





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