IronSQ-022




あらすじ
 過去にAI制御のドロイド兵による無差別大量殺人が起こり、ドロイド兵の使用が国際的に禁止された2045年の世界。
 兵器開発企業が麻薬カルテルに横流しした、ドロイド兵により占拠されたメキシコのフアレスに、ドロイド兵を開発したフローレス博士を奪還するため米国は、過去のドロイド兵無差別殺人の主犯とされて収監中のカーソン・ライトを送り込む――。

 
感想とか
 米・加制作のアクション映画。(グラインドハウス系) メジャー系ではなく、マイナー系なうえローカル上映向けの低予算映画。たぶん、映画「チャッピー」とかのCGツールが安く借りられたので、それで1本でっち上げてみたという感じです。

 話のほうは、ゲームのメタルギアやらゴーストリコンやらを混ぜた設定で、適当に作ってみたら何か収集がつかなくなったので、主人公以外全員ぬっ殺して終わるというこの手の定番通りのストーリーになっています。主人公には何やら秘密やらあったり、事件に黒幕がいたりするのですが、その辺も尺が足りなくなり無かった事にしています。まぁこの手の映画は話の細部は気にしないほうが楽しめるので、その辺はスルーが正解かと。

 CGのほうも低予算らしくアレな感じというか、あんまりドロイド兵やロボスーツが出て来るCGシーンが少なかったりします。ドンパチやアクションもかなり残念な感じになっていますが、突然銃を持っているのに格闘を始めたりと意味不明な展開になって笑えたりします。(でも、最終的には別の誰かが銃で撃って倒したり)また、グラインドハウス系の映画にありがちなフィルムの劣化や画面汚し的な処理も、とりあえずツールでやってみた程度だったりします。ただ、ガトリングガンを食らった人が、一瞬で雲散霧消するのはリアルではありませんが、お笑いとしては成功かと思います。(私的には)

 字幕・吹替えに関しては特に問題はない感じですが、観るならこの手の映画なので私的には吹替え一択かと、元の演技がアレな感じなので多少吹替えで下駄を履かせないとかなり辛い感じです。


 普通に観ると話も適当だしCGその他全部チープと、アレな感じな映画なんですが、グラインドハウス系の映画なのでその辺を承知で観るとなると、出演料節約のため人がポンポン死んだり、裏切者がいたり、ザル警備だったり、全体的にツッコミ所満載だったり、なのに最後が一丁前に説教臭かったりと、この手の映画が好き&お約束を理解してるなら十分楽しめる映画かと思います。(平たく言うと、ごく少数の人以外は楽しめませんという事)




IronSQ-001
冒頭に表示されるアシモフからの引用。
本編の内容と一切リンクしてない所がナイス。
IronSQ-002
主人公のカーソン・ライト。(収監時Ver.)
おバカさんでも分かるように、役名などが大きく表示されるお約束の仕様。
頭(蟀谷)にドロイドを操れるチップを埋め込まれている。チップ装着の副作用で脳細胞が、破壊されるという面白設定。
IronSQ-011
ベニヤ板で出来た作戦本部で寛ぐ主人公。(作戦参加時Ver.)
セット代にも事欠いてたのかな……。
IronSQ-003
司令官のベック将軍。
たぶん、1・2分の映像を延々使いまわしているだけだったり。
IronSQ-004
設定ではメキシコのフアレスという事になっていますが、実はロケ地ユタ州だったりします。
IronSQ-005
主人公たち博士奪還部隊の基地。
あくまで隠密作戦なので、目立たないようにという事で。(低予算とか言わない)
IronSQ-007
奪還部隊の全メンバー。
全然そう見えませんが、白シャツの人が主人公だったりします。
IronSQ-008
カルテルに捕まって、何かやらされてるフローレス博士。
主人公の過去にも関与してるらしいのですが、特に気にしなくても大丈夫というかブン投げて終わるので、気にしない方が良いかと。
IronSQ-015
自作パソコンを組み立ててるオジサンが時々映るのは何故?と思ったら、博士だった。
IronSQ-012
「ハゲには扱えない代物」(本編台詞より)な、カルテルが廃棄したドロイド兵をスクラップ屋に回収に来た、主人公と裏切者さん。
IronSQ-014
廃棄されたモノと思って蹴り入れたら再起動した。
何故か銃に弾丸はおろかグレネードまで装填されてた。
何故か金ぴかなのは、カルテルの人ならではの趣味。
一見高性能っぽく見えますが、周りをクルクル走り回っていれば、勝手に同士討ちするという面白ギャグ要員だったりします。
IronSQ-013
主人公のバディ役とも言えるAIアダム。
最初はヘッドマウントディスプレイ替わりに、主人公が装着するコンタクトレンズでしたが――。
IronSQ-017
途中から人件費削減のため、ドロイド兵に移植され主人公たちと一緒に戦う事になるアダム。
IronSQ-018
ドロイドの技術を使った有人二足兵器ロボスーツ。
食らうと人が雲散霧消するが、何故かベニヤ板は貫通出来ない面白ガトリングガン装備。
IronSQ-019
本作の悪役は、お約束通りダニー・トレホ氏が演じています。(吹替えの声もいつもの人)
IronSQ-020
ロボスーツと人の頭身比較ですが、場面でかわったりするのもお約束だったり。
IronSQ-021
ラスボスとして登場し、主人公たちを苦しめるロボスーツですが、最終的にはグレネード1発でやられたりします。(尺の都合かな)







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2018-06-02