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 登龍楼との料理対決が決まる中、半年も姿を現さない小松原の身を案じる澪は、指を怪我してしまう――。

 今回で最終回という事で、いちおうは料理メインで話を進めながら、恋愛話を絡めて、話を進行させて終わらせています。(未回収だった佐兵衛も、ラストにでて来てちゃんと回収)恋愛話に関しては、主人公がその手の話に鈍感なので、豪快にスルーされて終わるというオチもあって、はっきり決着しない形でしたが、まぁそのほうが良かったのではと思いました。ただ、今回いきなり前回より半年過ぎてたり、終盤2か月くらい経ってたりと、やたらと時間経過が早くなっていたのが、気になったというか謎でした。

 料理云々の話のほうも、今までの話のまとめになっていて、勝負とかではなく地味でも人に愛される料理、自分の出来る料理を作って行く、それがまわりまわって、自分が困った時に人に助けてもらえる事になるという所に着地しています。不幸な運命に生まれついた主人公が、料理を通して周囲と繋がる事で、不幸な運命と立ち向かえる。それを知るまでの話になっていたと思いました。

 全体的には、尺が短かったり話数が少なかったりで、やや物足りなさを感じていたりもするのですが、逆にテンポ良く話が進んで軽く観るドラマとしては、全体的な地味な感じも含めて面白かったと思っています。

 次シーズンがあるかどうかは知りませんが、あるのならまた観てみたいし、同じスタッフで制作されるドラマがあれば観てみたいと思います。



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いきなり前回の半年後から、本編開始。
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料理番付競り合いを、知らせる読み売り。
こういうのは普通読めない事が多いのですが、読める字で書いてありました。
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登龍楼が勝負に出した料理。
絶対に負けないようになっていて、その理由も本編でちゃんと語られていたりします。
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主人公が勝負に出した料理。
あくまで主人公らしく、地味ながら食べると美味しく体に良いという料理になっています。





みをつくし料理帖(全10巻)+みをつくし献立帖(1巻) (ハルキ文庫 時代小説文庫) [ 高田郁 ]
みをつくし料理帖(全10巻)+みをつくし献立帖(1巻) (ハルキ文庫 時代小説文庫) [ 高田郁 ]